中小企業診断士の試験の難易度や合格率、受験資格や試験日について。勉強法やTAC・TBCなどのスクール、通信講座、テキスト・問題集を使った独学について。その他、中小企業診断士の資格・年収・就職・転職・求人・募集情報など。
中小企業診断士とは、企業経営をあらゆる角度から診断・分析し、問題点の解決をはかることから「企業のドクター」などと呼ばれています。経営・業務コンサルティングの専門家として、国家資格で認められているのは、中小企業診断士だけです。
中小企業診断士の業務内容は、経営指導、講演・教育訓練業務、診断業務、調査・研究業務、執筆業務などが中心となります。ビジネスにとってとても大事な存在である中小企業診断士は、とてもやりがいのある仕事です。
中小企業診断士の資格の難易度は、資格難易度ランキングでみると、司法試験・公認会計士などの超難関の下の、難関というランクに位置しています。難関の資格の中には、税理士・1級建築士などもあり、中小企業診断士の難易度はかなり高いといえます。また、中小企業診断士の試験の合格率は、第1次試験が16〜20%、第2次試験が10〜20%の合格率となっており、第1次試験および第2次試験をストレートで突破する者の割合(最終合格率)は3〜4%で、試験もかなり難易度が高いようです。
中小企業診断士の試験内容は、一時試験は、「経済学・経済政策」「財務・会計」「企業経営理論」「運用管理(オペレーション・マネジメント)」「経営法務」「経営情報システム」「中小企業経営・中小企業政策」の7科目で、非常に多くの種類の分野の知識をカバーする必要があります。そして二次試験では、実務事例を試すための筆記試験や、口述による試験が行われます。
中小企業診断士の試験には、一次試験と二次試験があります。一次試験は、年齢・性別・学歴等に制限はありません。二次試験の受験資格は、当年又は前年の第一次試験合格者となっています。 試験日程は、毎年、一次試験は8月頃、二次試験は10月に筆記試験、12月に口述試験が行われます。最終的な合格発表日は、12月末ごろです。
中小企業診断士の難易度は、一生懸命に試験勉強をすれば下がるというような、受験勉強式のものではありません。難易度の高い試験をクリアするためには、まず実際に自分の目で中小企業の活動を見た経験があり、実地の経験の結果として答えを判断することが必要になってきます。また、知識的なものを試される問題に関しては、専門の学校に通ったり、通信講座を受けるなどして、特別に対策を立てなければなりません。
中小企業診断士は、経営コンサルティングに関する国家資格のため、特別な勉強が必要になります。中小企業診断士の難易度の高い試験をサポートするスクールとしては、「資格の大原」や「TAC」、「TBC」などが有名で評判もいいようです。通信教育は、ユーキャンや前述の「資格の大原」、「TAC」などで行われています。またテキストや問題集を購入して独学という人もいますが、かなり強い意志がなければ継続するのが難しいようです。出来ればスクールに通うことをオススメします。
中小企業診断士の年収は、独立か企業内の中小企業診断士か、などで変わってきますが、大体500〜1000万円位という人が一番多いようです。もちろん、本人の手腕次第ではそれ以上も可能です。また、中小企業診断士の資格は、就職・転職の際に有利な資格として認められており、会社の経営全般を扱いますので、さまざまな会社から求人・募集があります。就職先にこまるということはまずないといえるようです。